S&P500クオリティ高配当指数
eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックスが1月12日に設定されました。
信託報酬は0.3%とeMAXISslimシリーズではないので少々高めです。
本インデックスはS&P500指数の内、高収益・財務健全銘柄の200社の中から選ばれた77銘柄(現在)からなる「S&P500クオリティ高配当指数」に連動するインデックス投資信託になります。
しかし、もともとS&P500連動のインデックスで信託報酬も安い物があるのにこの投資信託になんの優位性があるのか。
私が投資を始めてから、日本株は平行線で増えない、S&P500を脳死で積み立てていれば長期で見れば増えているのだから間違いない、ということが当然のようにマインドセットされてきました。
が、思っていたものとは違うデータが見つかりました。
2010年以降のデータですが、主にS&P500を牽引しているのはS&P5(GAFAM)であり、残りのS&P495はTOPIXと比べてもリターンは変わりません。驚きです。
S&P500にも足を引っ張っている銘柄があるようです。
リスク分散はしたほうがいいけれど、恐らく天下のアメリカ市場といえど、500社というのは分散し過ぎなんだろうなと言うことがわかります。
ダメな企業が良い企業のパフォーマンスまで掻き消してしまうんですね。
それじゃあもっと銘柄を絞り、良い銘柄だけを取り入れようじゃないか。
そんな夢のような指数が「S&P500クオリティ高配当指数」です。
過去30年間での同指数リターンは3182%で、
S&P500の1387%をアウトパフォームしています。
所謂増配を続けている配当貴族指数に比べてもアウトパフォームしています。
これだけ差があれば、私は信託報酬が0.3%だろうが0.03%だろうが正直どっちでもいいです。
100万円を頭金として買っておけば3000万になっているかもしれない。夢がありますね。
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