人気の長期非減配・塁審配当銘柄であるアステラス製薬(4503)が業績不振により売り込まれて今期予想配当金が3.85%となるところまで株価が下落してきています。
この銘柄の個人投資家からの人気に対しては割安に思えます。

11/24までの2年間の週足チャートがこちら↓

テクニカル的な面で見ると、2年間の底値付近で下げ止まっています。
RSIも売られすぎ水準で株価反転の気配がします。

ただ、テクニカル的には買い場であることは間違いなさそうなんですが、買いにくい理由があるとすればやはり近年の業績不振。

直近では円安によって売り上げは上方修正しているものの利益面では販管費と研究開発費の増加が響き悪化している様子。

配当性向も110.6％とちょっと厳しめ。

日経高値圏でこの様子だと今は買いにくいです。
新薬の売り上げ増加によって利益面の改善が見られれば買いで入ってもよさそうです。

ただ、いいところで買わないと利益が出ないのも株式投資の難しさ。
もし日経が崩れてここもつられて下げ、配当利回りが4.5%とかであれば買い向かうのも悪くないかな。